ワンルームは1部屋であるため、安い場合が多いですがそれでも土地によってはとても高い場合もあります。

初めての1人暮らしであれば、できるだけ家賃を抑えたいものですよね。

そうでなくても、家賃はなるべく抑えたいものです。

そんなワンルームの家賃ですが、抑える選び方はあるのでしょうか?

あるのなら、選び方のポイントとは何なのでしょう?

というわけで今回、ワンルームで家賃を抑えるために見ておきたい、チェックポイント10つをまとめてみました。

自分に合ったチェックポイントを探して、是非お部屋探しにお役立てくださいね。

ワンルームで家賃を抑えたい時に見る10つのチェックポイント

家賃を抑えたい時は、これから紹介する10つのポイントを押さえることが大切です。

不動産会社や大家さんに値切り交渉をして家賃を安くしてもらう手もありますが、安くできない場合も多々あるため、ならば元々家賃が安い物件を探す、これが一番確実で家賃を抑えられるコツになります。

賢くワンルームを探し当てるためにも、10つのポイントを見ていきましょう。

ワンルームで家賃を抑えるための10つのポイントは以下になります。

  1. 家賃が安い時期を狙う
  2. 快速などが止まらない最寄り駅を狙う
  3. 1階がお店のワンルームを狙う
  4. お墓の近くの物件を狙う
  5. 古い物件を狙う
  6. 歓楽街が近い物件を狙う
  7. 線路沿いの物件を狙う
  8. 設備が古い物件を狙う
  9. 駅から遠い物件を狙う
  10. 幽霊が怖くないなら事故物件もアリ

それぞれどういうことなのか、詳しく見ていきましょう。

1.家賃が安い時期を狙う

ワンルームを借りる時などに見落としがちな時期、ですがこれは中々重要な項目だったりします。

あまり知られていないことですが、家賃は時期によって安くなったり高くなったりするのです。

家賃が安くなる時期とはズバリ「賃貸物件のオフシーズン」この時期になります。

引っ越しにも引っ越しシーズンがありますが、賃貸物件にも「多く借りられやすいオンシーズン」「借りる人が少なくなるオフシーズン」が存在します。

このオフシーズンを賢く狙えば、家賃を安く抑え借りられる可能性があるのです。

  • オンシーズン:9月から4月
  • オフシーズン:4月後半から8月

4月は新生活を始める人が多い月でもありますが、大体の人が4月前に入居先を決め、引っ越し先も決め終えています。

そのため、4月後半から8月までの賃貸物件は暇な時期と言え、そういったオフシーズンであれば家賃を下げてでも借りてほしい、という不動産会社も多いため、家賃を抑えるためには最適な時期と言えるのです。

ただし、現代ではリーマンショックの家賃相場の低下で家賃が大幅に下がる、ということはないようですが、家賃はそこまで安くならなくとも、敷金礼金が安くなる場合が高いため、オフシーズンに借りるようにすると初期費用を抑えることができ、お得です。

2.快速などが止まらない最寄り駅を狙う

駅の中でも快速や急行が止まる駅の周辺は家賃が高いことが多いです。

快速や急行が止まる駅と言うのは人気がある駅であるため、家賃が高くても借りてもらえるためです。

これを逆手にとって、快速や急行が止まらない駅でワンルームを探してみましょう。

快速や急行が止まらない駅と言うだけで、1万円以上安い場合があります。

3.1階がお店のワンルームを狙う

1階がお店のワンルームを狙うのも家賃が安い場合が多いので、ワンルームで家賃を抑えたい場合にはねらい目と言えるでしょう。

ただし、1階がお店である場合、不動産会社や仲介業者にやめたほうが良いと止められる場合があります。

1階がお店であり、なおかつ食品を扱うお店であった場合、ゴキブリの出現率が高いためです。

虫が一切ダメ、という場合は、1階がスーパーマーケット、コンビニエンスストア、飲食店などのワンルームは借りない方が無難でしょう。

ただし、ドラッグストアなどであれば比較的静かですし、唯一のデメリットがトラックが頻繁に出入りすること、であるためドラッグストアであれば借りても問題はないと言えます。

4.お墓の近くの物件を狙う

お墓が近いというだけで安くなる場合があります。

お墓の周りは夜は暗いため、夜道も明るいところは少ないため、お墓の近くの賃貸は安くなりやすいのです。

また、お墓はお化けを連想させますから、そういった意味でもお墓の近くの物件は人気がありません。

人気のない物件は安くすることで、人を呼び込もうとしますから、お墓が近くても問題がないのであればお墓の近くの物件もおすすめです。

5.古い物件を狙う

リノベーション物件が増えていますが、中が綺麗であっても外観が古いままであれば家賃が安い場合があります。

中身が綺麗なら見た目はどうでも良いという人は古いリノベーション物件を探すのも手です。

勿論、リノベーションされていない物件はそれよりも安くなる傾向にあるため、とにかく安いところに住みたい場合は、古い物件を見てみるようにしましょう。

ただし、古い物件であると隙間風が入って来たり、壁が薄いなどのこともあり得るため、そこらへんも考慮して探すようにしたいですね。

家賃が安くてもエアコン代にお金がかかってしまうとなっては本末転倒になってしまいます。

6.歓楽街が近い物件を狙う

歓楽街は夜が騒がしく、治安も悪いです。

子供のいる家庭ではそういった地域の物件は避けることが多いため、歓楽街近辺の賃貸物件は安くなることが多いのです。

歓楽街には酔っ払いが多く存在するため、治安が悪く騒がしいのが難点ですが、気にならないのであれば歓楽街近辺のワンルームを探してみるのも良いかもしれません。

7.線路沿いの物件を狙う

線路沿いはたびたび電車が通り、騒音があるため家賃が安い場合があります。

線路沿いの賃貸の中でも、窓枠が昔ながらのものであると、家賃が安い可能性がとても高いです。

窓枠が古い事で騒音が家にも多く入り込んでくるため、家賃が安くなります。

騒音は特に気にならないという人にはもってこいの物件なのではないでしょうか。

8.設備が古い物件を狙う

設備が古い物件はとても安い場合が多いです。

例えばバラ釜と呼ばれる、バランス釜のついている賃貸です。

1990年以前に建てられた物件に多く設置されているガス風呂釜で、私たちが良く見るような、ひねれば丁度いいお湯が出るような仕組みではないガス風呂釜になります。

コンロで火をつけるように点火し、水を温めてお湯にする仕組みです。

中々コツが必要であったりするバランス釜ですが、追い炊きもできるため一部の人には今でも根強い人気があります。

こういった、今では見慣れなくなった古い設備のある賃貸も安い場合が多いためおすすめです。

設備は気にならない、特に現在の便利さは求めていない、という人は古い設備のワンルームを探すと安いワンルームを探し当てられるかもしれません。

9.駅から遠い物件を狙う

家賃が高くなる条件には、駅から近いか遠いかもポイントになります。

駅から近ければ近いほど、移動には困らないためできたら駅から近い所に住みたい、そう思うものですよね。

しかし、そう思っている人は多いため、駅から近ければ古い物件であっても高い場合があるため注意しましょう。

狙い目は11分以上歩くような場所にある物件です。

それ以下であると、高い場合があります。

11分以上歩くのなんて余裕、そういった人は11分以上の距離のあるワンルームを探してみましょう。

または、20分以上かけて駅までかかる距離の物件である場合、バス込みで20分なのか徒歩で20分なのかでも家賃が変わってきます。

バス込みで20分である方が安い場合が多いため、なるべく安いワンルームがいいのであればバス込みで20分かかるワンルームを選びましょう。

ただし、バスが頻繁に来ないからこそ高い場合もあるため、バス込み20分の賃貸を見つけても、バスがどれくらいで来るのかどうかを調べてから契約するかどうかを決めたほうが良いでしょう。

10.幽霊が怖くないなら事故物件もアリ

事故物件というものをご存知ですか?

文字通り、事故が起こった物件、自殺や事件、死亡者が出たような物件を事故物件と呼びます。

この事故物件は、相場よりもかなり安い料金で貸してもらえることが多いです。

やはり、事故があった物件を誰も借りたいと思いづらいからこそなのでしょうね。

そんな事故物件を探すためには、「事故物件」と不動産会社や仲介業者の運営しているサイトで検索しても出てきません。

事故物件を探すためには、不動産会社や仲介業者に直接聞いて紹介してもらうか、または住宅情報サイトなどで「心理的瑕疵(しんりてきかし)」と検索してみると事故物件を探し当てることが可能です。

-大手住宅情報サイト-

まとめ

ワンルームを安く借りるためには、快適さのどれかを捨てなければなりませんが、優先順位をつけて下の方を捨ててしまえばいいだけなので、安いワンルームを借りることは可能です。

住めば都とも言いますし、自分の工夫次第で生活は豊かになるものですから、是非頑張ってみてください。

良いお部屋探しになりますよう、応援しています。