引っ越し費用はできるだけ抑えたいものですよね。
ワンルームへの引っ越しだったり、ワンルームからの引っ越しである場合は、ワンルームと言う手軽さから引っ越し費用がかかりすぎないように調整したいものです。
そんなワンルームの引っ越しですが、引っ越し業者を介しての引っ越しであれば、値切れば費用を抑えられると言った話もよく聞きます。
しかし値切ると言っても、どう値切れば良いのかわかりづらいのも事実です。
そこで、値切らなくても引っ越し費用を安く抑えられる方法を、今回紹介したいと思います。
値切らなくても安い季節、値切らなくても引っ越し費用を安く抑えられるコツ、引っ越し見積もり比較サイトを利用する注意点を紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね。
ワンルームの引っ越し費用平均
まず比較として、ワンルームの引っ越し費用の平均がどれくらいか、紹介します。
荷物の大きさや、その時期、引っ越し先までの距離にもよりますが、5月から1月までの引っ越しシーズンを外れた時期であるのならば
- 荷物が少ない人：約4万円
- 荷物がおおい人：約5.5万円
が相場です。
距離が15㎞未満であり、荷物が少なければ3万5千円ほどで済む場合もありますし、距離も遠く荷物もおおい場合は10万円ほどかかる場合があります。
2月から4月の引っ越しシーズンであれば、
- 荷物が少ない人：約4.8万円
- 荷物がおおい人：約6.8万円
が相場です。
こちらも、距離が短く荷物が少ない場合は4万円未満、距離が遠く荷物もおおい場合は10万円以上かかります。
引っ越し費用を抑えるためには安い時期を選び、荷物を少なくして短距離での引っ越しこそが引っ越し費用を抑えるコツにはなりますが、「荷物を少なくする」「短距離での引っ越し」は頑張ってもどうにもならない場合が多いため、「安い時期を選ぶ」ことが誰でもできる引っ越し費用を抑えるコツになりそうですね。
また、引っ越し業者によっても見積もりが全く違ってくることもあるため、安い引っ越し業者を探し当てる、これも引っ越し費用を安く抑えるためのコツになります。
引っ越し費用を安く抑えるコツ
引っ越し費用を安く抑えるためには引っ越し時期、引っ越し業者をいかに簡単にわかりやすく比較するかが大切になっていきます。
- 引っ越し費用を安く抑える時期
- 引っ越し業者を早く比較する方法
この2点を見ていきましょう。
引っ越し費用を安く抑える時期
引っ越し費用を安く抑えるためには、引っ越し業者が暇な時期を選ばなくてはいけません。
2月から4月は引っ越しシーズン、繁忙期ですが、ではそれ以外の時期ならいつでも暇なのか、と言われるとそうでもありません。
引っ越し業者の忙しいレベルは月によって結構変わります。
引っ越し業者の1年を通しての忙しいレベルを見ていきましょう。
-忙しさレベルＭＡＸ-
- 3月・4月（新卒・人事異動などが引っ越しをするシーズンなのでとても忙しい）
- 12月（意外だが引っ越しシーズンを外して引っ越そうという人がこの時期に引っ越す場合が多いため、12月も繁忙期）
- 7月・8月（夏休みに合わせて引っ越したい人が多く忙しい）
-おすすめ引っ越し季節-
- 1月（一番暇な時期であるため、一番引っ越しにはおすすめできる月）
- 6月（7月から繁忙期に入るため6月は暇な月）
- 11月（12月の繁忙期だからかまあまあ暇な月」
- 2月（3月4月がとても忙しいため2月も暇だが、3月に近づくにつれて費用が高くなっていくため、引っ越しするなら2月前半が良い）
まとめると、繁忙期の月の前月が暇で、その中でも1月と6月が特におすすめということです。
この時期に引っ越せるのならば是非、引っ越し業者が暇な月を選びましょう。
引っ越し業者を早く比較する方法
引っ越し費用を抑えるためには、引っ越し業者が暇な時期を狙うほかにも、引っ越し業者を早く比較することも大切です。
しかし引っ越し業者を自力で早く比較するのは、時間がかかりますし、手間ですよね。
そこで便利なのが引っ越し業者をまとめて比較してくれる引っ越し見積もり比較サイトです。
日付、住所、荷物の大体の数を入力するだけで、大体の見積もりができる優れたサイトです。
引っ越し比較サイトの大手を2サイト紹介しましょう。
多くの引っ越し業者で比較したいのなら、引っ越し侍が250社の引っ越し業者と提携しているためおすすめです。
価格.comは100社以上の引っ越し業者との提携があるため、大手の引っ越し業者で十分であれば価格.comの引っ越し見積もりでも問題はないでしょう。
簡単見積もりで入力が済んだ後は、各社の平均見積もりの一覧が並びます。
その中から安いものを選べば、費用も安く抑えることが可能です。
ただし、費用が安い場合は時間指定ができない場合も多いため、時間指定ができるかどうかはきちんと確認しておいた方が安心できますね。
「引っ越し日は1日暇」である場合は、時間指定なしでも問題ないでしょう。
また、引っ越し業者によって最初に貰える段ボールの数が異なります。
こういった情報も比較サイトに各社ごとに載っていますのでチェックしておきましょう。
引っ越し費用比較サイトを利用するときの注意点
引っ越し比較サイトはとても便利なサイトではありますが、注意点もあるのでチェックしておきましょう。
引っ越し比較サイトを利用するときの注意点は以下になります。
- 引っ越し費用目安はあくまでも目安、実際は予約後に電話かメールで引っ越し費用が確定する
- 見積もり依頼は引っ越し日前日まで受け付けているが、引っ越し日はなるべく余裕をもって設定し業者へ依頼することを心がける
- 荷物はできるだけ細かく正確に記入・伝えるようにする
- 安いのは安いなりの理由があることを心得ておく（サービスが加わることで値段は高くなる）
これらがどういうことなのか、一つ一つ見ていきましょう。
引っ越し費用はあくまでも目安
引っ越し費用目安はあくまでも目安になります。
忙しい時期でなければ目安よりも安くなる可能性は高いですが、繁忙期の場合はそれよりも高くなる可能性があることも考慮しておきましょう。
なるべく余裕をもって見積もりを行う
また、見積もり依頼は前日まで受け付けてはいますが、引っ越し業者は1日の引っ越し上限があるため、それをこえてしまうと引っ越し依頼を受け付けてもらえなくなります。
引っ越しが急であればあるほど、すぐに引っ越し依頼をするようにしましょう。
荷物はできるだけ細かく・正確に伝える
荷物はできるだけ細かく正確に引っ越し業者に伝えることも大切です。
荷物が伝えていたものよりも少なければ問題ありませんが、伝えていたものよりも多すぎたりする場合、引っ越し業者が乗ってきたトラックに荷物が入りきらないアクシデントが発生する場合もあります。
そういった場合、積みなおしなど業者負担が大きくなりすぎてしまう可能性が高くなるため、気を付けましょう。
どうしても荷物が多くなりすぎてしまった場合は、すぐに引っ越し業者に連絡をすることがトラブルを避けるためには必要になります。
安い見積もりは安いなりの理由があることを心得ておく
安い見積もりである場合、引っ越しのサービスはあまり期待しない、このことも引っ越し費用を抑えるためには考えておかなければならないでしょう。
荷物をぞんざいに扱われるなどはありませんが、一緒に荷物を整理してもらえるなどのサービスはないと思っておいたほうが良いでしょう。
しかし、最低限の事は必ずしてくれるのは確実です。
そうでなければ、引っ越し業者や見積もりサイトの評判が落ちてしまうためです。
最低限で良いから安い見積もりで引っ越ししたい、そういった人は安いコースの引っ越しでも問題はないでしょう。
まとめ
引っ越し費用を安く抑えるためには、引っ越し業者が暇な時期を狙い、なおかつ引っ越し業者を一括で比較してくれるサイトが簡単でわかりやすく引っ越し費用を抑えることができるというお話でした。
ワンルームのお引越しは費用があまりかかりづらくもありますが、時期や引っ越し業者によっては全く違う費用がかかってしまうこともあるため、賢く費用を抑えていきましょう。
参考になれば幸いに思います。
