一人暮らしのお部屋探しで、不動産会社や仲介業者に紹介される物件は、1Kだったり1DK出会ったり様々ですが、その中でも初めての一人暮らしであればワンルームがおすすめです。
何故初めての一人暮らしにワンルームがおすすめなのか、その理由を5つ紹介します。
お部屋探しで迷っていたり、新生活をどういった部屋で始めたら良いのかわからない、そんな疑問に是非、ご活用ください。
ワンルームとは?
部屋の間取りは「ワンルーム」「1K」「1DK」だったり様々な名称で呼ばれていますが、それぞれどういった意味があるのか、まず紹介します。
部屋数などによって、部屋は呼び方が変わります。
【ワンルーム】
部屋が1つしかなく、キッチンがなかったり、キッチンが部屋の中にある部屋
【1K】
Kはキッチンという意味
部屋とキッチンがそれぞれ独立した部屋
【1DK】
DKはダイニングキッチンという意味
部屋とダイニングキッチン(4.5~8帖ほどのスペース)が独立している部屋
2部屋あるようなイメージ
【1LDK】
LDKとはリビングダイニングキッチンという意味
部屋と8帖よりも広いキッチンつきの部屋がそれぞれ独立している部屋
【1SLDK】
Sはサービスルームという意味
採光・通風といった建築基準の条件を満たしていない部屋がサービスルームにあたることが多い
いわゆる納戸と呼ばれるような部屋
3部屋あるようなイメージ
ワンルームは一番シンプルで、分かれていない部屋となります。
一見、部屋数が多い方がいいようにも思える部屋探しではありますが、何故初めての一人暮らしであるとワンルームが良いのか、ワンルームがおすすめの理由・メリットを見ていきましょう。
初めての一人暮らし、ワンルームがおすすめの理由・メリット
初めての一人暮らし、ワンルームがおすすめである理由は5つあります。
どういう理由やメリットがあるのか、見ていきましょう
-ワンルームがおすすめな理由・メリット-
- 掃除がしやすい
- 一人暮らしのリズムをつかみやすい
- 自分が一人暮らしで必要なものが何か見えてくる
- 部屋とキッチンが同じ室温なので快適
- 家賃が安い
ワンルームがおすすめな理由・メリットは主にこの5つになります。
それぞれどういうことなのか、ひとつひとつ説明します。
掃除がしやすい
ワンルームは1部屋ということもあって、とても掃除がしやすいのがメリットです。
一人暮らし始めたてであると、新しい土地で何かと忙しいことが多いため、掃除の時間がないこともあります。
そうなってしまうと、部屋が荒れてしまい気が滅入ることもありますよね。
部屋数が多ければ多いほど、余裕がなければ掃除を疎かにしてしまいがちです。
ワンルームであると少し部屋が荒れてしまっただけで掃除をしようという気持ちになれるため、清潔を保つためにも初めての一人暮らしはワンルームが良いでしょう。
ワンルームであると、さっと床をクイックルワイパーなどでさっと掃除するだけでも清潔さを保つことが可能であるため、その点でもおすすめできます。
一人暮らしのリズムをつかみやすい
実家暮らしと一人暮らしでは、リズムが違います。
実家であれば色々と助けてくれた人が居たりもしたかもしれませんが、一人暮らしとなるとそうもいきません。
これはワンルームでなくても言えることなのですが、一人暮らしのリズムをつかむまでにワンルームが最適なのは、ワンルームが手の届く範囲、少し歩けば目的のもの・事に届きやすいからでもあります。
ワンルームは悪く言えば狭いですが、良い風に言い換えると手の届く範囲に必要なものがある、と言い換えることもできます。
一人暮らしでまだ不慣れなことが多い時は、手の届く範囲に必要なものがある方が過ごしやすく、リズムをつかみやすいとも言えるため、まずはワンルームで一人暮らしを始めてから徐々に部屋のグレードを上げていく方が、長い目で見ると自分に最適な部屋に住めるようになるため、一人暮らしのリズムをつかむためにはワンルームが最適、と言えるのです。
自分が一人暮らしで必要なものが見えてくる
ワンルームは必要最低限の部屋、というイメージで問題ありません。
そのため、一人暮らしでワンルームを選ぶと、もっとこういった部屋・スペースが欲しいと言った自分の要望が見えてきます。
一人暮らしであると良いものというのはひとりひとり違ってくるため、まずはワンルームで暮らしてみて自分に必要なものは何か見極める、これが快適な一人暮らしには必要なのです。
最初から広い部屋に住んでしまうと、後々要らなかったと後悔するようなこともあります。
逆に最初はワンルームでの一人暮らしを選ぶことで、自分の必要なものが見えてくるため次に選ぶ部屋は自分に合った最適な部屋を選べたり、またはワンルームで事足りることがわかる、といったメリットがあるのです。
初めての一人暮らしは、一人暮らしに対して理想・憧れなどが現れ、「これが欲しい」と思うことも沢山あるかもしれませんが、実際に一人暮らしで必要なものはまた違ってくるため、初めての一人暮らしはワンルームで自分に本当に必要なものは何か見極めるのは良い選択と言えるでしょう。
部屋とキッチンが同じ室温なので快適
1Kと1Rで悩むことが多いかと思いますが、1Kと1Rの決定的な違いは、場所の温度が違うという点になります。
1Kはキッチンと部屋がそれぞれ独立しているため、使いやすいような気もするかもしれませんが、独立しているためエアコンの風がキッチンまで届かなかったりした場合、キッチンが暑すぎたり、寒すぎたりする場合があります。
ワンルームであれば部屋の中にキッチンがあるため、暑すぎたり寒すぎたりすることはありません。
その意味では、ワンルームである方がキッチンが使いやすいと言えるでしょう。
ただし、換気扇の効きが悪かったりした場合、料理のかおりが部屋にも十万することになるため、料理を沢山したいと思っていて、ワンルームを選ぶ場合は換気扇が効くのか、風通しなどはどうかも見ておいたほうが良いと言えるでしょう。
家賃が安い
ワンルームの良いところと言えば何といっても家賃が安い点です。
初めての一人暮らしであると、できるだけ家賃を安く押さえたい人の方が多いでしょう。
ワンルームは、大体が安い家賃で設定されています。
リノベーションやリフォームにより部屋数が多い部屋の間取りを取り払って広いワンルームにしてある部屋であると、安いとまではいかない場合もありますが、一般的なワンルームであれば安い家賃が設定されています。
「とにかく家賃をおさえたい」
「余裕が出るまでは安い家賃の部屋を選んで貯金がしたい」
こういった希望がある人はワンルームを選ぶようにすると、希望通り家賃が安い部屋、貯金ができる家賃の安さの条件を満たすことができる可能性が高いため、ワンルームを選びましょう。
まとめ
初めての一人暮らしはワンルームがおすすめです。
部屋が多い方が良いからと、初めから部屋数が多い部屋に引っ越してしまうと、後々要らない部屋が出てきてしまったり、もっと別の部屋に対する希望が出てきてしまったりすることもあるため、はっきりとどういった部屋が自分に合っているかがわかるまではワンルームで暮らしてみることも一つの手です。
良い一人暮らしにするためにも、ワンルームでプレ一人暮らしをしてみることをおすすめします。
良いお部屋探しになりますように。
参考になれば幸いです。