ワンルームを選んだ時に、まず寝具はどうするかの問題にぶち当たります。

ベッドでも良いのですが、ベッドだと部屋のスペースを広く取られてしまうため、布団を選ぶ人も多いですよね。

しかしワンルームの中には、布団を収納するスペースのない部屋も存在し、そういった場合、布団を選んでしまうとたたんでもどこか見栄えが悪かったり、敷きっぱなしにしてカビが生えてしまったりなど、色々な問題が出てきてしまう場合があります。

ワンルームで部屋に押入れがない場合、布団はどうしたらいいのでしょうか?

そこで今回、ワンルームで押入れがなくても布団を上手に収納できる方法5選をまとめてみたので紹介します。

この方法で見栄えよく布団を収納してみてください。

敷きっぱなしにしない布団収納術5選

ではさっそく、布団収納術5選、参りましょう。

押入れのない部屋で布団を収納するためには

  1. 布団箪笥
  2. 布団袋
  3. ソファになる布団ケース
  4. 布団ラック
  5. 折り畳みのベッド

といった方法があります。

それぞれ見ていきましょう。

布団収納術1.布団箪笥

押入れがないなら布団を収納できる押入れを設置してしまいましょう。

布団を収納できる箪笥、布団箪笥なるアイテムが布団を綺麗に収納することに役立ちます。

布団箪笥の大きさは様々で、大きいものから小さいものまでありますが、ワンルームで活用するのならば小さい者でも問題ないでしょう。

布団箪笥は扉がついているものであると、収納後も布団が見えなくなるため部屋の見栄えが良くなります。

部屋の雰囲気に合った色のものを選ぶと、布団箪笥の上に観葉植物を置くなどディスプレイのアイテムとしても使えるため、押入れがなく布団が収納できない場合に布団箪笥はもってこいのアイテムです。

布団収納術2.布団袋

布団箪笥ほど頑丈ではありませんが、布団袋といって布団をたたんでいれておける、通気性のある布団袋もまた、布団を上手に収納できるアイテムであるためおすすめです。

袋であるため軟らかく、布団をしまっても上に物をおいておくことはできませんが、クローゼットの隙間に入れて置けるくらいのものであったり、またはクッションにもなる布団袋もあるため、自分の部屋に合ったものを選ぶようにしたいですね。

布団収納術3.ソファになる布団ケース

布団袋の中には簡易ソファになるものもあります。

布団を使わない時はソファとして使いたい、そういったニーズに合わせて開発された布団ケースもまた、ワンルームで押入れがないときの布団収納に一役買ってくれるアイテムです。

ソファになる布団ケースは、敷布団がソファの座る部分、掛布団がクッションとして使えるようになるものが多く、座り心地も中々のものです。

定期的に干してあげることで、へたりもそこまで気にならないため、ワンルームだけどソファも欲しい、そういった人にはぴったりのアイテムではないでしょうか。

布団収納術4.布団ラック

ラックとすのこが合体した、布団ラックは簡単に布団を収納することのできるアイテムになります。

キャスターがついているものが多く、移動が簡単というメリットがあります。

簡単に布団を置いておきたい、畳んだままだと下の部分が床に触れたままで湿気が心配、という人のニーズに合ったアイテムになります。

布団ラックだけであると布団が見えてしまったままになるため、見栄え的にはそこまで良いとも言えませんが、これに布団袋を合わせてあげると目隠しもでき、すっきりとした印象になるでしょう。

布団ラックの中には2段のものもあるため、洋服などの収納が足りないと思っている場合にも有効に使うことができます。

2段の布団ラックならば下のスペースは布団を収納するスペースとして使い、その他はシャツ、タオルなどを置いておくスペースとして活用するとうまい具合に布団も洋服も収納することができて片付いた部屋という印象を与えることが可能です。

その際は、布団、洋服共に目隠しとして布団袋を活用したり簡単にカーテンをつけてあげるとなお、すっきりとした印象になって良いでしょう。

布団収納術5.折り畳みのベッド

真ん中から折りたたむことのできる折り畳みのベッドならば、布団を使わない時などは折りたたんでおくことで部屋の隅に置いておくこともできるため、スペース確保もでき、布団を干すこともできるため「簡単に布団を収納したい」人にとってはぴったりの布団収納方法になります。

折りたたむため、布団が丸見えの状態になってしまいますが、その上から薄い布をかけるなど工夫をするとそこまで気にならないでしょう。

折り畳みベッドの下に何かを置いてしまうと折りたためなくなるというデメリットはありますが、スペース確保第一、布団のカビ予防にもなる折り畳みのベッドは布団収納にぴったりのアイテムです。

布団がぺったんこになってしまった時の対処法

布団収納術を5選紹介しましたが、この中の折り畳みベッド以外の方法であると、布団がぺったんこになってしまうことがあります。

そういった時の対処法を紹介するので、もし今回紹介した布団収納術で布団がぺったんこになってしまった場合は、この方法で布団をふかふかの状態に戻してあげてください。

ぺったんこ布団をふかふか布団に戻す方法

-実行する日時-

  • 晴れの日の夜から晴れの日の夕方まで約20時間ほど

-ふかふか布団に戻す方法-

  1. 次の日の夕方まで晴れであることを確認する
  2. 布団を夜のうちに外に干す
  3. 朝から夕方にかけて、時折布団をひっくり返す
  4. まんべんなく布団が乾燥したら終了

-ぺったんこ布団がふかふか布団に戻る仕組み-

この方法は夜に湿気を布団に含ませ、太陽光で湿気を蒸発させることでぺったんこ布団をふかふか布団に戻る仕組みになります。

水分が蒸発することで、布団がふかふかになるため、夜露に濡れることは大切な工程です。

必ず、良く晴れる予報の日にし、できたら休みの何も予定がない日に行うようにしましょう。

時折ひっくり返すのは、まんべんなく太陽光を当てて乾かすためです。

昼に黒い布をかぶせてあげると、布団に住み着いたダニを死滅させることもできるためおすすめです。

掃除機があれば、終わった後に掃除機で布団をよく吸ってあげるとダニの死骸などのないふかふかなお布団になります。

掃除機で吸う際は、掃除機の吸い口にビニールひもを巻いてあげると、布団が掃除機にくっつきづらくなり、布団に掃除機をかけやすくなるため、布団を掃除機で吸うことが苦手だと感じている人は是非試してみてください。

まとめ

ワンルームに押入れがない場合の布団収納方法5選、いかがでしたでしょうか。

どれかひとつ、自分に合ったものを試してみてくださいね。

普段は畳むだけ、人が来るときだけきちんと収納するという方法であれば無理のない収納を続けられます。

自分一人であれば畳んでそのまま置いておくのも抵抗感ないかとは思いますが、やはり人が来る時は部屋の見栄えを良くしておきたいものです。

紹介した布団収納術で布団がぺったんこになってしまったり、既にぺったんこになってしまっているという人はぺったんこ布団をふかふか布団に戻す方法も是非ご活用ください。

替えの布団がない場合は、夜中に作業がある日であったり、したいことがたまっているとき、起きていないといけないことがある時に行うようにしましょう。

賢く収納して良い部屋を作っていってくださいね。

参考になれば幸いに思います。