ワンルームをおしゃれにシンプル、すっきりな部屋に仕立て上げるためには、どういった事をしていけば良いのでしょうか。
ワンルームをごちゃごちゃさせない、シンプルコーデのすすめを紹介します。
- ワンルームをもっとおしゃれに快適に使いたい
- ワンルームをシンプルに機能的にしたい
- ワンルームをすっきりとまとまり感のある部屋にしたい
こういったニーズにぴったりのワンルームをごちゃごちゃさせないシンプルコーデ術です。
お部屋コーデに悩んでいる人も是非、参考にしてみてくださいね。
ワンルームがごちゃごちゃに見える理由
まず、部屋がごちゃごちゃしてしまう、片付いていないわけじゃないのにどうしても散らかった印象になってしまう理由を紹介します。
部屋が良い感じにまとまらない、そういった部屋には以下の共通点があるので、自分の部屋にも当てはまっていないか見ていきましょう。
- 色々な色がありすぎる
- 物が多い
- 物が収納されているけれど、中身が見えている
- ほこりがたまっている箇所がいくつかある
- 必要のない家具がある
色々な色や物が多すぎると、部屋にまとまりが生まれなくなるため片付いていたとしてもごちゃごちゃとした印象の部屋になってしまうことがあります。
色が沢山あったり、物が沢山あっても系統が同じであればまとまることもありますが、系統も全く違った場合、見た人が落ち着かない部屋になってしまうため、ごちゃごちゃ見えてしまうのです。
また、収納していても収納しているものが見えていたらごちゃごちゃした印象を与えてしまいますし、部屋に色を足してしまうことにもなるため、収納していても中身が見えていれば、ごちゃごちゃした印象を与えます。
また、ほこりがたまっていると、ほこりが家具の色を褪せて見せることもあり、まとまりが生まれづらくなります。
必要のない家具は部屋を圧迫したり、全体的にごちゃっとした印象になってしまうため、必要のない家具を放置していても部屋が良く見えない原因にもなってしまいます。
ワンルームをシンプルすっきりコーデにする方法
部屋がごちゃごちゃして見えてしまう理由はわかりましたが、ではどうしたらワンルームをシンプルですっきりした印象のコーディネートにすることができるのでしょうか。
その方法は以下になります。
- 家具や物を最低限にとどめる
- 最低限の家具や物は、こだわりの逸品にする
- 色を統一する
- 掃除のしやすい、床や壁が見えるコーディネートを心がける
それぞれどういうことなのか見ていきましょう。
シンプルコーデ方法1.家具や物を最低限にとどめる
シンプルコーディネートにするためには、必要最低限の家具や物を置く、これが大切になってきます。
必要でもないのに物を置いていけば、ごちゃごちゃとした雑多な印象になってしまうため、つい物を買ってしまう人は買う前に「これは本当に必要か?」といった自問自答をする癖をつけたいですね。
便利なアイテムを見つけても、今必要であるのかをきちんと考えてから購入に踏み切るようにしましょう。
便利アイテムは確かにお役立ちアイテムであり、生活の潤いのために必要だと思うこともあるかもしれません。
しかし、月に2・3回ほどしか使わず他の方法でもできるようなものであれば、広くて収納の多い部屋に引っ越すまで購入しない方が部屋がごちゃごちゃした印象にならずに済むので良いでしょう。
小さな物であっても確実に部屋の容量を圧迫していくものだという意識で自分の部屋に必要な物を見極めていくようにしましょう。
シンプルコーデ方法2.最低限の家具や物は、こだわりの逸品にする
シンプルコーデには最低限の家具や物を配置することが何よりも大切です。
しかし必要最低限の家具や物だけにしてしまうと、必要最低限の家具や物しか部屋にない状態になるため、どうしても部屋に入った時に必要最低限の家具や物に目がいってしまうようになります。
もしも、必要最低限の家具や物が特にこだわりもなく、なんとなく選んだ物であった場合、部屋もぼんやりとした印象になりかねません。
必要最低限の家具や物が部屋の印象を決めてしまうのがシンプルコーデとも言えるため、シンプルコーデの部屋にする場合は最低限の家具や物は妥協せずに選ぶようにしたいですね。
特に大きな家具は目に入りやすいため、妥協なく選ぶようにしましょう。
シンプルコーデ方法3.色を統一する
ごちゃごちゃとした印象は色のまとまりのなさからも生まれてしまいます。
そのため、色を統一することが部屋のまとまりを生むことにも繋がると言っても過言ではないでしょう。
部屋にまとまりをもたせる配色は、
- ベースカラー7割から8割
- アクセントカラー1割から2割
- アソートカラー1割から4割
が基本になります。
ベースカラーは壁や天井の色であるため、ワンルームであるといじることができない箇所ですが、アクセントカラーとアソートカラーは自分が選んだ物で決まるため、アクセントカラーとアソートカラーをきちんと選ぶことで部屋に統一感を持たせていきましょう。
アソートカラーはカーテンやラグなどの色になり、アクセントカラーは小さな家具などの色になります。
アクセントカラーはベースカラーとアソートカラーの対になる色であると部屋にメリハリがつきやすいとも言われているため、アクセントカラー、アソートカラーどちらかを最初に決めてみると色を選びやすいです。
- アクセントカラー>アソートカラー>ベースカラー
アクセントカラーが一番目立つ色、アソートカラーはそれよりも色味を落とし、ベースカラーは平たんな色であると決まりやすいですよ。
アソートカラーとベースカラーは似ていても構いませんが、アソートカラーの方を少し濃い色に設定しておきましょう。
(例)
この部屋であると、ベースカラーは壁紙の白、アソートカラーは机、ブラインドの茶、緑がアクセントカラーになります。
シンプルコーデ方法4.掃除のしやすい、床や壁が見えるコーディネートを心がける
物が少なくても、床や壁が見えづらいコーディネートであるとごちゃごちゃとした印象を与えることにもなりますし、掃除がしづらいためほこりもあちこちにたまりやすくなってしまいます。
そうならないためにも、床や壁をいかに見せるか、を意識して作っていくようにしましょう。
また、収納方法によっては中身が見えてしまうこともあるため、そういった場合は目隠しとして布などをかけておくようにしましょう。
布はベースカラー、アソートカラーのどちらかに合わせておくようにしたいですね。
家具も背の高いものであると壁が見えづらくなるため、腰の位置くらいの家具を設置するようにしましょう。
まとめ
ワンルームは1つの部屋しかなく、一人暮らしであると過ごしやすい部屋とも言えるのですが、少し物が増えてしまったり少し片付いていないだけでごちゃごちゃとした印象を与えてしまうというデメリットもあります。
しかしこのデメリットは工夫次第でなくせますし、良い部屋に見せることもできるようになるため、ワンルームでの暮らしで部屋をコーディネートする練習をしていきましょう。
ワンルームでコーディネートが上手になれば、ワンルーム以外に移り住んだ時にも生かせるようになるのでおすすめです。
逆に言えばワンルームでコーディネートがうまくいかないと部屋数が多い部屋に移り住んでもごちゃごちゃとした印象の部屋にしかねないため、ワンルームに住んでいる今こそ頑張ってみたほうが良いとも言えるでしょう。
良いお部屋は自分で作ることができます。
頑張りましょう!
参考になれば幸いに思います。