進学や就職、もしくは転勤や単身赴任で一人暮らしを始める人は多いですね。
初めての一人暮らしの場合、だいたいワンルームマンション(1R)を選びます。

しかし、「できるだけ快適に住みたいけど、どうやって探せばいいんだろう?」と思っている人は多いのではないでしょうか?

特に初めてだと、不安も大きいと思います。実際、「営業の人が言われるままに選んで失敗した」という声も、よく耳にします。

そこで、初めてワンルームマンションを選ぶ方を対象に、選び方のポイントをお伝えしていきます。

全て誰にでも簡単に実践できることなので、ぜひ参考にしてください。

目次

1.ワンルームマンション探しをする前に
1-1.どこに住みたいのかを決める
1-2.家賃を決める
1-3.その他条件を決める

2.ワンルームマンション探しを始めよう
2-1.インターネットで探す
2-2.不動産会社で探す

3.不動産会社の選び方・内見での注意点
3-1.不動産会社の選び方
3-2.いよいよ内見!内見の注意点とは?

4.まとめ

1.ワンルームマンション探しをする前に


ワンルームマンションを探す前に、考えておかなければならないポイントがあります。
具体的には次の3つ。

  • どこに住みたいのか
  • 家賃
  • その他条件

ここからは上に書いた項目別に、考えるべきポイントをお伝えします。

1-1.どこに住みたいのかを決める

一人暮らしの場合、まずは通勤や通学の都合が出てくるかと思います。
どこに住むのがいいのかを考える時、最初に思い浮かぶのは交通機関の利便性。

一例として、立教大学で考えてみます。立教大学の場合、池袋と埼玉県新座市にキャンパスがあります。

最寄り駅は、池袋キャンパスの場合が池袋駅、新座キャンパスの場合は志木駅(東武東上線)もしくは新座駅(武蔵野線)です。

・徒歩、自転車で通える範囲内で選ぶ

徒歩・自転車で通えることを優先する場合は、最寄り駅に近い範囲で選ぶことになります。この範囲内であれば、大抵の場合数100メートルから1キロメートル前後です。

・少し離れたところで選ぶ

池袋キャンパスであれば、同じ山の手線内になりますが、大塚駅や巣鴨駅があります。もしくは、有楽町線(副都心線)や東武東上線沿線から選ぶのもいいでしょう。

・少し離れて、家賃の安めな地域から選ぶ

池袋は、都内の中でも比較的家賃が高めの地域です。そのため、少し離れてしまいますが下落合や江古田あたりで探してみる方法もあります。

新座キャンパスの場合も同様で、最寄り駅の志木駅周辺から一駅先であれば家賃が安くなります。

1-2.家賃を決める

どこに住みたいのかを決めたら、次は家賃を決めます。ここでいう「家賃」とは、自分が出せる上限(予算)のことです。

ここを妥協してしまうと、高い家賃を支払うハメになることも。

家賃は、電気代、ガス代、水道代などの光熱費との兼ね合いがあります。その他、日々の食費や交際費についても考えておかなければならないでしょう。

こういった月々の出費を把握した上で設定してください。

「なぜ、家賃の予算が必要なの?」と思う人もいるかもしれませんね。
これには、深い理由があります。

最後の「その他条件」にも関連しますが、家賃が上がると様々な条件がグレードアップするのです。

例えば、バス・トイレ同室が別になっているかもしれません。その他にも部屋が広くなっている、もしくはオートロック付きになる可能性だってあります。

例えば、家賃5万円と設定していたとします。その時、5,000円プラスでバス・トイレ別、オートロックが付くとしたらどちらを選びますか?

家賃を少し上積みすることで、快適度も上がってくることは確かです。実際、家賃が上がると、その分条件も良くなります。しかし、事前に出せる家賃の上限はある程度絞り込んでいるはずですよね。

ここで冷静に判断するためにも、家賃の上限を決めておくことが大切なのです。

1-3.その他条件を決める


ワンルームマンション選びで大切なのは、家賃だけではありません。前でも少しだけ触れましたが、その他の条件も大切です。

具体的に書くと、このような条件です。

・バス・トイレ別?バス・トイレ同室?
・オートロック付き?オートロックなし?
・キッチンは電気?ガス?
・ガスは都市ガス?プロパン?
・洗濯機置場は室内?外?
・最寄り駅まで近い?遠い?など

「十人十色」という言葉があるように、人の数だけあるのが条件。人によって重視する条件、妥協できる条件は違います。

理想にばかりこだわっていると、いつまでたっても決まりません。お部屋探しをする前に、譲れない条件と妥協できる条件を洗い出しておきましょう。

2.ワンルームマンション探しを始めよう


ここからは、お部屋探しについて書いていきます。

初めての一人暮らし。「ワンルームマンションを探したい」となった時、どうやって探すのかという疑問を誰もが持つことでしょう。

具体的には、次の2つがあります。

  • インターネット
  • 不動産会社

今では、インターネットのサイトも情報量が多くなっています。これだけでも、いろいろな情報を参照することができます。

しかし、最終的には不動産会社で契約を行うことになります。実際、ワンルームマンションを探す際、どちらか一方だけで決める人は少なく、多くの人が両方を併用して探しているのです。

ここでは、それぞれの探し方と活用法について書いていきます。

2-1.インターネットで探す

地方に住んでいる人が進学や就職で上京する際、まずはインターネットで情報を探すことが多いですね。その他、近くに住んでいる人でも、まず候補物件をある程度絞り込むために、インターネットを使っています。

インターネットで探す場合、次の2つを使うことが大半でしょう。

  • ポータルサイト
  • 不動産会社のホームページ

ポータルサイトについては、「ワンルームマンション 賃貸 ポータル」などで検索すると、多くのサイトが出てきます。

ここでは、代表的なものを3つ紹介します。

先述したように、賃貸関連のポータルサイトはたくさん出てきます。しかし、ポータルサイト間でも物件情報が共有されています。そのため、あるポータルサイトで掲載されていた情報が別のサイトで掲載されていることも。

その他、有名なサイトにSUUMOアットホームがあります。

ポータルサイトでは情報が重複している場合が多いので、大体はここであげた5社のサイトを見ておけば十分情報収集できるでしょう。

ポータルサイトの情報には、取り扱っている不動産会社名が掲載されています。ポータルサイトの場合、多少情報が古くなっている場合も。不動産会社の場合、物件情報の更新も頻繁に行われているため、確認のために必ず見るようにしてください。

2-2.不動産会社で探す

ポータルサイトや不動産会社のホームページで、借りたいワンルームマンションの候補物件をある程度絞り込んだら、不動産会社に連絡をしてみましょう。

連絡は電話でも構いませんし、メールでも大丈夫。

借りたいワンルームマンションがあること、その物件を内見したい旨を伝えておきましょう。

その旨を伝えると、相手から「○日の△時はいかがでしょう?などのように連絡があります。

日程を調整したら、いよいよ不動産会社へ訪問⇒内見です。

3.不動産会社の選び方・内見での注意点


不動産会社への来店予約が取れたら、ますは不動産会社で条件を伝えます。条件を伝えると、事前にインターネットで見た候補物件の他にも、伝えた条件に応じて候補になりうる物件を提案してもらえます。

その中から何件か物件を選んで、内見を行います。最終的に住むワンルームマンションを決めるためには、内見は必要不可欠。内見をせずに、住むところを決める人はまずいません。それくらい重要なことなのです。

3-1.不動産会社の選び方

快適に暮らすためには、不動産会社をしっかりと見極めることが大切です。会社選びを間違えると、条件と違う物件を選ぶことになる場合もあるので、しっかりと見極めて選ぶことが第一歩になります。

不動産会社は、大きく2つに分けられます。

  • 大手不動産会社
  • 地域密着型の不動産会社

大手であれば、エイブルやピタットハウスなどがあります。
大手の場合は、全国に店舗がある点がメリットです。

近くに視点があれば、そこから物件情報(間取り図など)を取り寄せることもできます。

また大手の場合は、相対的に所有する物件情報も多くなります。

一方、地域密着型の場合は、その土地で何十年も営業している会社が多いことが特徴です。
地域に根ざした営業方針なので、その地域の物件や情報には詳しいといえます。

ただし、所有している物件情報については、やや少なめです。

どちらにもメリットがあるので、それぞれの特徴を知った上で利用するといいでしょう。

ここからは、不動産会社を選ぶために大切な要素について取り上げていきます。

まず、もっとも大切なのは、担当営業の態度です。

来店したら、まずは営業の方が条件のヒアリングを行います。ここであなたはしっかりと求める条件を伝え、それを元に候補物件を絞り込んでいくのです。

その時に、どれだけ身を入れて聞いてもらえるのか、その態度を見ておきましょう。

担当営業は相性もあります。合わないと思ったら変えてもらうこともできますし、別の会社に行くことも可能です。

その次に大切なのは、一所懸命になってくれているかどうかです。本気で目の前のお客様に向き合っている人であれば、本気で物件を紹介してもらえるはず。

筆者は島根県の出身なのですが、療養が終わって上京の準備を進めようと思った時は無職でした。かなり不利な状況でしたが、担当営業の方は「せっかく遠路はるばる来られたのだから」と、無職でも審査してもらえる物件を探してくださいました。

今でも、その方の氏名やかけてくださった言葉は忘れません。

それくらい、営業の方の態度は大切なのです。

最後に、住みたい街の様子を質問して答えられるかどうかを見ておきましょう。例えば、街全体の雰囲気やどこにどんなお店があるのかなど、気になるところを質問してみてください。

答えられる人はしっかりと答えて下さいますが、意外と知らない方も多いのです。

そういう営業がいたら、候補からは外しましょう。

3-2.いよいよ内見!内見の注意点とは?


気になる物件があったら、内見してみましょう。内見は何件でもいいのですが、できれば2~3件に絞って下さい。

あまり多くしすぎるとその日に決められず、特に新学期近くだと他の人に決められてしまいかねません。

内見では、お部屋の雰囲気や騒音など気になるところを確認して下さい。担当営業の方に質問してもいいですし、実際にベランダなどに出てみて外の騒音を確認してみてもいいでしょう。

扉などの開け閉めはもちろん、ユニットバスやトイレのサイズ、室内の広さもしっかりとチェックしておいて下さい。部屋に置くインテリアなどを想定してどのようになるのかが重要なので、できればメジャーを持っておくと便利です。

内見しても、その場で決める必要はありません。内見した感想を資料に書き込んでおくと、最終決定の際に参考になります。

4.まとめ

今回は、ワンルームマンション探しについて、3つの段階に分けてお伝えしました。

・探す前の準備
・物件の探し方
・不動産会社を選び内見する

それぞれの段階で必要なことは、しっかりと条件を整理することです。

条件を書き出せば、キリがないくらいにたくさん出てきます。しかし、多くの場合は下記の3つに分かれるはずです。

  • 絶対に譲れない条件
  • できればあった方がいい条件
  • 重要ではない条件

さらに、「できればあったほうがいい条件」の中でも、「どちらかといえば重要」、「どちらかといえば重要ではない」に分けられるでしょう。

このように、可能な限り細分化していくことが大切です。

これは、候補物件を絞る段階でも、常に考えておいて下さい。

不動産会社を選び、内見する際も絞った条件に合うかどうかを確認しながら選ぶことが大切です。絞った物件が、条件に合うのかどうかについては、実際に内見してみないと分かりません。

少しでも条件に合わないと思うのであれば、妥協せずに探すことが大切です。

この記事を、快適なワンルームマンション選びに役立てていただければ幸いです。