ワンルームはロフト付き物件を選ぶべき?ロフトの活用法教えます

ワンルーム物件は1K物件と比べると家賃が安くなる傾向にありますが、その分設備が簡易的であったり、物を置くと部屋が一杯になるなど、体感的には狭く不自由な暮らしを強いられることもあります。その弱点をカバーしてくれる設備こそがロフトです。ロフトは天井の高さはないものの、寝室代わりのスペースにしたり、物を収納するスペースにしたいと様々な活用が可能です。そこでロフト付き物件を借りて住むときに、ロフトを常時に活用する方法、そしてロフトを使用する時の注意点などをお伝えしていきます。

1.ロフトを収納スペースにする

まず最も多いロフトの活用法といえば収納スペースではないでしょうか。ロフトは普段生活するスペースに当てずに、そこに全部洋服や本、教科書その他生活雑貨などをまとめてしまうことで自分の居室本体に物を置かなくてすむので、部屋で広々と快適に過ごすことが可能です。ロフトに不要なものを全部置いてしまうことで普段自分が使う室内のスペースには最低限の家具や家電だけにしてしまい、部屋には細々としてものをほとんど置かずに住むという生活スタイルが実現できます。そうすれば自分が過ごすスペースを快適かつ整理された状態に保つことができますし。ロフトは下のフロアから中の様子が見えにくいのでロフトの中がごちゃごちゃでも気づかれる心配がありません。急な来客の時に下に散らばっている洗濯物などをまとめてロフトに放り投げてしまっても良いので、とりあえずの収納スペースとしても活用することが可能です。ただし、あまりゴミなどを溜めると、その臭いがロフトに溜まってしまうので、ゴミを置くスペースにすることは止めましょう。
ロフト自体はとりあえず普段使わないものをどんどん放り込んでおき、下の部屋には何も置かない、そしてロフトも一週間に1回ほど整理するという生活習慣を保つようにすれば、それほど掃除の手間をかけることなく、家全体を整理整頓した綺麗な状態に保つことができて、急な来客の時も困らないでしょう。

2.ロフトは趣味のスペースにする

2.ロフトは趣味のスペースにする

もう一つロフトの活用法として考えられるのは、ロフトを完全な趣味のスペースにしてしまうということです。一人暮らしを始めるとなると交友関係も広がって高校時代、大学時代の友人とは全く違った人間関係も構築されるでしょう。人によって趣味は様々であり、自分の趣味を知られても良い人とあまり知られたくない人の区別も出てくるはずです。何らかの事情で趣味をあまり知られたくない人がもし家に来てしまった時はそういった趣味のアイテムを隠すのにも大変手間がかかってしまいます。
また自分の親だからこそ、あまり見られたくないものを一人暮らしの家に置くという人もいるでしょう。 そういったときもロフトを使えば完全に生活に使うスペースと趣味のスペースとして分けることができます。ロフトに趣味の本やCD,DVD、ホビー商材などを全部置いてしまい、下の居住用スペースは他人に見られても問題もないものだけを置くようにします。
ロフトにはノートパソコンや小型テレビを置いて、そこでDVDやネット配信映像を見て楽しむというのもいいかもしれません。こぢんまりとした空間にぎっしりと趣味のアイテムを詰め込んで、週末はそこから動かないで過ごすというのも秘密基地のような感覚があって楽しいと感じられそうです。さらにロフトにカーテンなどを付けておけば、下からの視線を完全にシャットダウンできるので、部屋に遊びに来た人にロフトの内部を見られることを防げます。

3.ロフトで快適に寝るための注意点

ロフト付き物件を選ぶときは1階ではなく2階以上の階を選ぶようにしましょう。ロフトがついている物件は大帝がアパートなので、2階が最上階になるはずです。1階でロフト付きの物件に住むとなると、二階の床に非常に近くなるので騒音が大変に伝わりやすくなっています。上の階の住人の足音がダイレクトに響いてきますし、生活音や洗濯機などを揺らした時の振動もどんどん伝わってきて、とても寝るどころがなくなってしまう時もあります。また最上階の物件ならば天窓がついていることが多いので、先に書いたように換気をしたり、外の空気をを取り入れることもできます。また冬場でも窓からの直射日光が差し込むので、室内で洗濯物を干すこともできます。もちろん1階よりも2階の方が直射日光の影響で温度が高くなるというデメリットがありますが、窓の有無はロフトの快適さを非常に大きく左右します。
騒音や足音に関しては自分でできる対策にも限界があります。大家や管理会社に上の階の住人がうるさいと伝えても、その結果上の階の住人との関係が悪化してしまうこともあるでしょう。集合住宅に住むときに最も多くトラブルの発生源になるのは生活により生まれる意図しない騒音です。騒音で不快な思いをしたくない、迷惑をかけたくないと思うのであれば1階のロフト部屋を選ばない方が無難でしょう。

5.天井が高いので部屋が広く感じられるメリットも

またロフト物件の意外なメリットとしては、ロフトがついていることで天井高が高くなり部屋全体が広く感じられるという点もあります。いわばロフト物件は小さな吹き抜け物件になっているのと同じような部屋の構造です。吹き抜けがあれば天井が高く開放感があり実際の部屋の面積よりも広さを感じられます。そういった上の部分に棚を設置することで収納スペースも確保できますし、ポスターやタペストリーなどを貼って楽しんでも良いでしょう。天井の高さに余裕があることで意外な生活も余裕が生まれるのです。

まとめ

ロフト物件は最近は数が減ってきているようです。ロフト物件を狙うのであれば、不動産会社にしっかりと要望を伝えて、早めに紹介してもらうようにしましょう。部屋の中に下の階と上の階があるというのは、意外と楽しさを感じられるものです。