カーテンは部屋の中でもパッと見た時に印象が残りやすい部分です。
ワンルームであると特にパッと見た時に、カーテンがしめる割合が多いため、ワンルームでのカーテンの立ち位置はとても重要だと言っても過言じゃないでしょう。
そんな部屋の印象を左右するカーテンは、どう選んでいけば自分の部屋に最適なものを選んでいくことができるのでしょうか?
今回は部屋の印象を左右するカーテンの選び方のポイントを4つ紹介します。
このポイントを使って是非、自分のお部屋に合ったカーテンを選んでくださいね。
カーテンを選ぶ時のポイント4つ
カーテンを選ぶ時には、大きく分けて4つのポイントが存在します。
そのポイントは以下になります。
- どういった印象の部屋にするかを決め色を選ぶ
- 柄をつけるか、つけないか
- 遮光にするか、しないか
- 洗濯できるもの
それぞれどういったことなのか、ひとつひとつ見ていきましょう。
カーテンを選ぶ時のポイント1.どういった印象の部屋にするかを決め色を選ぶ
カーテンが部屋の印象を決めてしまうのは、カーテンに色があるからです。
つまり、色によって部屋の印象は変わってしまう、そういうことになります。
ならば、これを逆手にとってカーテンの色を選ぶ際は、自分の部屋をどういった部屋にしたいかまず決めて、そこに色を合わせていきましょう。
可愛らしい部屋にしたい
ピンク
ピンクは女性ホルモン分泌を助ける・攻撃性を抑えるといった効果のある色です。
可愛らしい部屋を作りたい、女の子らしい部屋を作りたい場合はピンクを選ぶようにしましょう。
健康的・活発・安心感のある部屋にしたい
オレンジ
オレンジは安心感や健康、活発さを連想させる色になります。
そのため、オレンジのある部屋は食欲を増す効果もあり、一般的にダイニング・キッチン向きの色味とされています。
はっきりした色の割には安心感も得られる色であるため、人気の高い色です。
ただしオレンジは活発な色味でもあるため、寝室には不向きとされている色味でもあります。
はっきりとしたオレンジは精神的に興奮する色でもあるので、グレーなどと組み合わせるようにしたいですね。
ナチュラルで爽やかな落ち着いた部屋にしたい
グリーン
グリーンは安心感がある色です。
ナチュラルで、観葉植物にもマッチする色味であるため、さわやかな印象も与えます。
程よくくつろげる効果もある色でもあるため、部屋でいつもの自分に戻りたい、リラックスしたい人向きの色味でもあります。
グリーンは自律神経の副交感神経を働かせ、リラックスさせる効果も持っている色でもあり、目の疲れにも良いとされているため、目を酷使する仕事や趣味を持っている人はグリーンを選ぶと良いでしょう。
涼しげな落ち着きのある部屋にしたい
ブルー
ブルーは鎮静作用の強い色になります。
部屋では落ち着きたい、涼しげな部屋にしたい時にはぴったりの色と言っても良いでしょう。
また、ブルーは鎮静作用があることから安眠できる色味としても知られています。
部屋には寝に帰る、といった人であればより疲れをとるためにもブルーを選ぶと良いでしょう。
ただし、気が落ち込みやすい場合は濃いブルーであると、更に気が落ち込んでしまう場合もあるため、その場合は軽い色味のブルーを選ぶようにしたいですね。
非日常的な部屋にしたい
パープル
パープルは非日常的な部屋を演出してくれる色になります。
瞑想にも最適な色とされているため、心を鎮めやすい色味でもあります。
ただし、パープルは合う色が非常に少ないために、合う色をきちんと選ばなければごちゃごちゃした印象の部屋になってしまうため注意しましょう。
シンプルで無機質な部屋にしたい
ホワイト・ブラック・グレー
シンプルで無機質な部屋にしたい場合、モノクロな部屋にするようにしましょう。
ホワイト・ブラック・グレーは温度の感じられない色味であるため、無機質な部屋作りには欠かせない色味になります。
ポイント色が映える色であるため、ワンポイントにできるインテリアなどを飾りたい場合、ホワイト・ブラック・グレーを選ぶとうまく調和するでしょう。
カーテンを選ぶ時のポイント2.柄をつけるか、つけないか
柄をつけるかつけないかも、部屋の印象をがらりと変えてしまいます。
柄にもそれぞれ効果があるため、効果を見て柄をつけるかつけないか決めていきましょう。
大きな柄・小さな柄
大きな柄には個性的な部屋を演出する効果があります。
カーテン自体に存在感を持たせることができるため、自分の部屋に合ったコンセプトの大き目な柄があるのであればその柄のカーテンを使うのも手です。
小さな柄は高級感を持たせる効果があります。
また、部屋にあるものを大きく見せる効果もあるため、部屋にあるものを際立たせたい時は小さな柄を選ぶようにしましょう。
植物・花の柄
鮮やかな大きな花は健康的なイメージを与え、小さめの柄であればリラックスできる効果があります。
ツタ柄は曲線を描くため、柔らかい印象を与えてくれる効果もあります。
ボーダー・ストライプ
ストライプ(縦縞)は部屋の天井を高く見せる効果があり、ボーダー(横縞)は部屋を横に広く見せる効果があります。
部屋の形によって分けて選ぶと良いでしょう。
天井が低いのであればストライプを選び、部屋が縦長であればボーダーを選ぶとバランスのいい部屋に見せることが可能になります。
チェック柄
ナチュラルかつ、可愛らしい印象を与える柄です。
女の子らしい部屋にしたい場合、チェックを選ぶとより女の子らしい部屋にすることができるでしょう。
カーテンを選ぶ時のポイント3.遮光にするか、しないか
カーテンの生地には遮光といって、光を遮断してくれる効果があるものがあります。
光を遮断してくれるため、夜勤で寝るのがお昼の人などには大人気のカーテン生地です。
カーテンを選ぶ時のポイントにもなるため、遮光カーテンのメリットとデメリットを見て、遮光にするかしないかを決めていきましょう。
遮光カーテンのメリット
遮光カーテンは太陽光を遮ってくれるカーテンです。
そのため、光だけではなく熱も遮ってくれる効果があります。
熱を遮るという事は、夏場の冷房、冬場の暖房も良い具合に留めてくれる効果があり、また外の空気も入りづらくなるため節電にもなりますね。
紫外線をカットしてくれる効果もあるため、肌にも優しいといったメリットもあります。
昼間であっても部屋を暗くすることができるため、夜勤など夜働いている人は遮光カーテンを選ぶようにしましょう。
遮光カーテンのデメリット
遮光カーテンはうまく光を遮ってくれるカーテンで、とても便利なものではありますが、光を遮りすぎて寝坊してしまう可能性が上がるリスクが高くなります。
人は朝起きて、光を浴びることで体内時計をリセットし、覚醒することができるのですが遮光カーテンは光を遮るカーテンであるため、朝になっても起きられない、覚醒できない可能性が出てきてしまいます。
目覚ましで起きられない人は遮光カーテンだと更に寝坊してしまう確率が高くなってしまうため、夜寝るときは顔に当たるカーテンの部分を遮光カーテンだけ開き、レースカーテンにしておくなどの工夫が必要です。
カーテンを選ぶ時のポイント4.洗濯できるもの
カーテンを選ぶ際に是非注目していただきたいのが、洗濯できるかできないかです。
できたら洗濯できるものを選ぶようにしましょう。
何故なら、カーテンは汚れやすく、カビも発生しやすいものであるからです。
窓の近くにあるため、もしカーテンに汚れが付着しカビが発生していた場合、汚れやカビが風に乗って部屋中に舞ってしまう原因になります。
カーテンは清潔に保つことが第一であるため、洗濯できるものを選ぶようにしたいですね。
洗濯できないものを無理やり洗濯してしまうと、カーテンが縮む原因になりかねません。
そうならないためにも、初めから選択できるものを選ぶことが無難です。
まとめ
部屋にカーテンは欠かせないものです。
カーテンがないと、プライベートな空間じゃなくなってしまう可能性もあるため、できるだけカーテンをつけておくようにしましょう。
カーテンは部屋の印象を左右するものですから、付け替えるだけで部屋の印象を変えることもできる便利アイテムとも言えます。
自分の部屋に合った最適なカーテンを選んでくださいね。