広い部屋に住みたい。でも、間取りの広い部屋は家賃が高いし諦めるしかないか・・・
そう思っている人は多いのではないでしょうか?
しかし実際には、インテリアを工夫するだけで簡単にワンルームでも広くみせることができます。ワンルームなら駅近や築浅でも、比較的安く借りれるので嬉しいですよね。
ここでは、そんなワンルームを広くみせるためのたった10のコツを、誰にでも簡単に実践できる事だけお伝えします。また、部屋が狭く見えてしまう原因についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
目次
1.そもそも部屋が狭く見える原因ってなに?
2.ワンルームを広くみせる!たった10のコツ
1.そもそも部屋が狭く見える原因ってなに?
部屋を広くみせるコツをお伝えする前に、部屋が狭くみえる原因について考えてみましょう。
部屋が狭くみえる原因は、大きく分けると次の4つです。
1-1.背の高い家具が多い
1-2.暗い色のインテリアが多い
1-3.床や壁がみえる面積が少ない
1-4.部屋の角に大きな家具がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1-1.背の高い家具が多い
自分が座ったときに目線よりも高い家具が多いと、圧迫感が出てしまいます。どうしても背の高い家具が必要なときは1〜2つまでにしてください。
細くて背の高い家具よりも、幅はあるけど背の低い家具を選びましょう。テーブルやソファ、ベッドなどもロータイプがオススメです。
またできる限り、家具の高さを統一することで、部屋全体をスッキリとした印象にすることができますよ。
1-2.暗い色のインテリアが多い
暗い色のインテリアは締まってみえるため、スタイリッシュに感じやすく一人暮らしには人気です。
しかし、インテリアを暗い色で統一してしまうと、部屋全体が暗く狭く感じてしまうので注意しましょう。
インテリアだけでなく、最近ではデザイナーズマンションなどの天井や壁の1面に差し色が入っている部屋も多いですが、暗い色が使われている部屋はやめておいたほうが無難です。
暗い色のインテリアも素敵ですが、圧迫感のない部屋を目指すなら、明るい色で統一することをオススメします。
1-3.床や壁がみえる面積が少ない
ワンルームの場合、ものの置き場所に困ってたくさん敷き詰めてしまいがちですが、ものが多いと当然狭く感じてしまいます。
部屋のどこを見ても壁か床が半分以上みえるような、配置を心がけましょう。
例えば、後ほどお伝えしますが、カーペットやラグをなくすだけでも、とても広い部屋に見えます。
できる限り、床や壁が見える部屋づくりを心がけてください。
1-4.部屋の角に大きな家具がある
人間は部屋の大きさを把握するときには4つの角をみて、大体の広さを想像すると言われています。
なので、部屋の角。特に入り口から見える2つの角にものを置かないようにするだけで、とても広々とした印象を与えられます。
大きな家具ほど端に置いてしまいがちですが、意識して置かないようにしましょう。どうしてもおきたい場合は入り口側の死角に配置することで、圧迫感を軽減することができますよ。
2.ワンルームを広くみせる!たった10のコツ
部屋が狭くみえる原因をお伝えしたところで、ここからは実際に部屋を広くみせるコツをみていきましょう。
簡単にいうと部屋を広くみせるには、狭く見せないようにすることが第一です。
そこを頭に入れながら次の10のコツを実践すれば、誰でも簡単に部屋を広く見せられますよ。
2-1.家具は腰の高さまでで揃える
2-2.明るい色のインテリアを使う
2-3.床にものを置かない
2-4.大きな柄は避ける
2-5.鏡やガラスを取り入れて奥行きを出す
2-6.間接照明を使う
2-7.抜けを作る
2-8.色を統一する
2-9.テイスト(素材)を統一する
2-10.余計なものを置かない
それでは、早速みてみましょう!
2-1.家具は腰の高さまでで揃える
先ほどもお伝えしましたが、家具を低く統一することで部屋をとても広くみせることができます。
具体的には、座った時の目線。立っているときの腰の位置よりも低くすることができれば圧迫感が出ることはないです。
「モノは少ないんだけど、部屋が狭くて・・・」という人はまず、家具の高さを見直したほうがいいでしょう。
また、できる限り部屋の角には背の高い家具を置かないようにすることもポイントです。
どうしても背の高い家具が必要な場合は「2-7.抜けを作る」を参考にしてください。
2-2.明るい色のインテリアを使う
暗い色が部屋を狭くみせるなら、明るい色は部屋を広くみせることができます。
特に面積の大きいカーテンや壁、天井を明るい色にするだけで奥行きのある開放的な部屋にすることができます。また、「2-6.間接照明を使う」でもお伝えしていますが、自然光を取り入れた時の開放感も明るい色のインテリアの方が際立ちます。
後ほどお伝えしますが、床を明るい色にするのもオススメです。
ついつい、暗い色のコーディネートをしがちですが、思い切って「暗い色は1つも使わない!」くらいの気持ちの方が部屋を広く見せられますよ。
2-3.床にものを置かない
狭くみえる原因でお伝えしましたが、床が見えている面積は多いほうが部屋は広く見えます。そのために、まず床にものを置かないことを意識しましょう。
たとえば、空気清浄器や扇風機などの家電も床には置かず、台の上に置くことで床の面積を減らさずにすみます。
ラグやカーペットなども、明るい色以外は使うのをやめて床面をみせることもポイントです。
賃貸サイトなどの画像も床面が多く見えているので、実際の部屋よりも広く見えます。
できる限り床が見えるように意識するだけで、部屋がとても広く感じるので参考にしてください。
2-4.大きな柄は避ける
大きな柄のインテリアはインパクトがある分、圧迫感が出てしまいます。もともと広い間取りなら問題ないのですが、狭い間取り。中でもワンルームには不向きなので避けましょう。
特に、カーテンなど面積の広いインテリアに大きな柄を使うのはNG。カーテンを閉めたときにかなりの圧迫感が出てしまいます。もちろん、好みのデザインもあるとは思いますが部屋を広く見せたいのなら、できるだけ我慢しましょう。
2-5.鏡やガラスを取り入れて奥行きを出す
続いてのコツは鏡やガラスなどを使って奥行きを出すことです。
面積の大きい姿見を置いたり、テーブルの天板をガラス製にしたりといった少しの工夫で印象はグッと変わります。
その際のポイントとしては、部屋の入り口から見えるところに配置すること。また、姿見の場合は部屋の角に置くこともおすすめです。角の位置に奥行きが出ることで、部屋が広いと錯覚させる効果が期待できます。
2-6.間接照明を使う
鏡やガラスと同じように、間接照明も部屋の奥行きをだす効果があります。
テレビの裏面や壁、天井などを照らすことで錯覚を起こし、広々とした印象がでます。そのほか観葉植物を照らしたり、写真たてを照らしたり。部屋を広くするだけでなくオシャレに演出できるのもポイント。リラックスできる空間づくりには欠かせないアイテムです。
昼間は間接照明ではなく自然光をたくさん取り入れることで、同じような効果を得られます。光をうまく使って広い部屋を作り出しましょう。
2-7.抜けを作る
モノが密集していると人は狭い。と感じてしまいます。視線が抜けるポイントを作ることで、広い部屋を手に入れましょう。
部屋の中央にはモノをできるだけ置かずに、入り口から奥に向かって家具を低くすると奥行きが出ます。
「5.鏡やガラスを取り入れて奥行きを出す」でお伝えした姿見も活用しやすく便利です。
また、目立たせたい小物や観葉植物などを1ヶ所に集めることで、視線を集めることができるのでうまく活用しましょう。どうしても必要な大型家具とは対角に配置すれば圧迫感を減らすこともできますよ。
2-8.色を統一する
こちらも人間の習性を利用したものですが、人は情報が多いとネガティブな感情を持ちます。できる限りインテリアの色は同系色でまとめ、差し色は1,2色に抑えましょう。
色が統一されているだけで部屋がまとまって見え、広く感じさせることができます。また、差し色に使うアイテムは7.でお伝えした視線の抜けにも使えるので、相乗効果も期待できますね。
迷ったら、インテリアを3色までにまとめるだけでも大きな効果があるので実践してください。
この時も「2-2.明るいインテリアを使う」を参考に白やベージュなどの明るい色を意識してみましょう。
それだけで、光の多い素敵なお部屋になりますよ。
2-9.テイスト(素材)を統一する
「2-8.色を統一する」と同じ理由で、テイスト(素材)の統一も重要です。
賃貸の場合、壁紙などは選べませんがソファやテーブル、ベッドなどのテイストを近いものに揃えるだけですっきりとした印象を与えられます。
こちらも色と同じですが、1,2個のアイテムならテイストが違っても問題ないです。しかし、それ以上になると雑然とした印象を与えてしまうので注意してください。
「2-10.余計なものは置かない」でも触れていますが、テイストの違う家具は思い切って捨ててしまう勇気も大切です。部屋がすっきりすれば、心もすっきりしますよ。
2-10.余計なものを置かない
最後のコツは、そもそも余計なモノを置かない。ということです。
ここまでのコツを実践しても部屋が狭いという場合は、不要なモノが多いのかもしれません。そんな時は思い切って断捨離をしましょう。
必要なモノと不要なモノをはっきりさせるいい機会にもなりますし、残ったモノは今まで以上に大事にできるメリットもあります。
断捨離のコツは、モノを
・必要なもの
・不要なもの
・どちらか迷うもの
の3つに分けて必要なもの以外全て捨てる事です。
いつか使うかも・・・というモノはその時に買えばいいので、思い切って手放してしまいましょう。
また、「モノはモノを呼ぶ」とよく言います。たとえば、本棚があると不要な本を集めてしまう。といった感じです。
断捨離をする事で、今まで必要だと思っていたけど実は不要なものを知るきっかけにもなりますよ。
まとめ
今回は部屋を広くみせる10のコツについてお伝えしました。
1.家具は腰の高さまでで揃える
2.明るい色のインテリアを使う
3.床にものを置かない
4.大きな柄は避ける
5.鏡やガラスを取り入れて奥行きを出す
6.間接照明を使う
7.抜けを作る
8.色を統一する
9.テイスト(素材)を統一する
10.余計なものを置かない
また、部屋が狭く見える原因にも触れています。
1.背の高い家具が多い
2.暗い色のインテリアが多い
3.床や壁がみえる面積が少ない
4.部屋の角に大きな家具がある
これだけ押さえれば、ワンルームであっても開放的な生活をおくれること間違いないでしょう。
逆に狭い部屋の方が落ち着く。という人は今回の逆のことをしてもらえればいい具合になります。
この記事を参考にして、素敵な新生活をはじめてもらえれば幸いです。